ブースターはテレビ信号を増幅する働きをします。アンテナからテレビまでの配線が長かったり、信号の分配数が多かったりすることによるテレビ信号の損失が原因であれば、ブースターを使って改善できます。(テレビ信号の損失が原因の場合、アナログ放送ではざらついたような映りの悪い画面(スノーノイズ)になります。デジタル放送はモザイク状のノイズ画面(ブロックノイズ)になるか、映らなくなります)
ブースターは、入力された信号をそのまま増幅します。したがって、入力された信号の品質がすでに悪ければ、品質の悪い原因(ノイズ)も一緒に増幅してしまうため、画質はかわらないうえに、かえって映りが悪くなる場合もあります。ブースターはケーブルや分配器などの損失を補うもので、信号品質をよくすることはできません。改善するには、高性能アンテナに取換えたり、アンテナの設置場所・高さを変えたりすることが必要となります。詳しくは、お近くの電気店にお問合わせください。
家庭用のブースターには、「増幅部と電源部が別れているタイプ」と「増幅部と電源部が一体になったタイプ」があります。「ビデオ・TVブースター」は増幅部と電源部が一体になった手軽に使用できるブースターです。
今まできれいなテレビを見ていたのに、次のことが原因で映りが悪くなった場合、ビデオ・TVブースターでも改善できます。
2分配器を使用して、別の部屋のテレビが映らなくなってしまった場合、ケーブルなどを長く配線したことによる、信号レベルの低下が原因と考えられます。この場合、2分配器の前にブースターを設置します。ブースターで電波を強くしてから分配することによりケーブルの配線による損失を補うことができます。
ブースターで電波を強くしすぎて電波がひずんでいたり、ブースターへ入力される信号の品質が悪いことが考えられます。ブースター1台の状態でブースターの利得を「MIN.」(最小)側にするなどブースターを調整してください。「MIN.」(最小)側に回すと映りが良くなる時は電波を強くしすぎていることが考えられます。
利得を調整しても映りが変わらない時は、ブースターに入力される電波の品質が悪いことが考えられます。この場合はブースターに入力する信号の品質を改善する必要がありますから、お近くの電気店にご相談ください。
設置場所から送信塔が見通せる近い場所なら受信できる可能性が高いですが、室内(卓上)アンテナを設置する位置、部屋の中の状況などによっては受信できないことがあります。
アンテナレベル表示は、受信電波のレベルではなく、受信レベルと雑音(ノイズ)などを加味した換算値を表しています。その換算値はメーカーや機種によって異なりますから、CN比の参考値として使用してください。
地上・BS・CS(スカパー!e2)などのデジタル放送は、伝送路(ケーブルや受信機器)に外来電波が混入すると映らなくなります。デジタル放送対応機器は、遮へい性能が優れているため、外来電波の影響を受けにくく、安定した画像を見ることができます。
分配による信号レベルの不足が考えられます。アンテナの近くや、分配する前の位置にブースター(増幅器)をつけることをおすすめします。