新製品情報

2010年11月10日

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業界初!※1 1台で複数チャンネルの遅延波による映像障害を改善!
地上デジタル放送用送信機を新発売!
地デジ受信が困難な地域へ良好な電波をお届けします

マスプロ電工は,地デジのギャップフィラーシステム※2において,遅延波となる回り込みやマルチパスによる妨害波を複数除去できる機能を内蔵した,地上デジタル放送用送信機UTHRF10ECを2011年1月中旬より発売します。
回り込みとは,放送中継局において,送信アンテナから放射された電波が,本来,受信する直接波以外に中継局の受信アンテナに入り込む現象です。また,(下 図参照)マルチパスとは建物などに反射した電波が,遅延波になることで,どちらもテレビの映像に障害が生じることがあります。UTHRF10ECはこのような状況下で,回り込みやマルチパスによる複数チャンネルの遅延波による影響を軽減でき,安定した地上デジタル放送の電波を再送信できます。

※1 2010年11月1日現在(マスプロ電工調べ)
※2 山間部,高層ビルの陰になっているエリアや地下街など電波が遮へいされて個別に受信ができないエリアで地デジを個別受信できるようにするシステム

地上デジタル放送用送信機 UTHRF10EC

製品名 型式 摘要
地上デジタル放送用送信機 UTHRF10EC 回り込みキャンセラー内蔵,マルチパスキャンセラー内蔵

開発の背景と意図

2011 年7月24日の地上デジタル放送完全移行に向けて,地デジ改修工事が急ピッチで進められています。しかし,山間部,高層ビルの陰になっているエリアや地下 街などでは,地上デジタル放送の電波が遮へいされて個別に受信ができないことがあります。そのようなエリアでも地デジを個別受信できるようにするのが, ギャップフィラーシステムです。このギャップフィラーシステムで問題になるのが回り込みやマルチパスなどの遅延波(下図参照)で,それらの影響を少なくす るために送信アンテナ,受信アンテナの設置には制約が多く,設置場所の調査や調整に要する時間および費用がかかっていました。
今回開発した地上デジタル放送用送信機は,回り込みやマルチパスによる遅延波を軽減するキャンセラー機能を搭載しているため,受信アンテナと送信アンテナの設置場所の選定がしやすく,設備費を抑えて安定した地デジのギャップフィラーシステムを導入することができます。

回り込み,マルチパスのイメージ

回り込み波の測定画面(イメージ)

主な特長

業界初※3 1台で複数チャンネルの遅延波を軽減(特許出願中)

従 来は映像障害の出ているチャンネルごとに,回り込みキャンセラーを購入する必要がありましたが,UTHRF10ECはギャップフィラーシステムの運用にお いて必要な機能に絞ることで,本機1台で最大9チャンネルの回り込みやマルチパスによる遅延波を軽減し伝送できますから,低コストで導入することができま す。

※3 2010年11月1日現在(マスプロ電工調べ)

遅延波を約20dB以上軽減可能※4

回り込みやマルチパスによる遅延波を約20dB以上軽減※5できますから,直接波と遅延波の信号レベルの差が少なくても,遅延波を軽減でき,安定した運用ができます。

※4 遅延波の条件によって軽減できる量は変わることがあります。
※5 主に回り込み,マルチパスの内,キャンセル性能優先モードで選択した方に適用。

業界初※6 遅延波表示機能

初期設定用の専用アプリケーション(Windows)で,回り込み波やマルチパス波の状態を簡易的な遅延プロファイル表示できますから,遅延波の有無や位置,キャンセラー機能の効果を視覚的に確認できます。

※6 2010年11月1日現在(マスプロ電工調べ)

遅延波表示機能

キャンセル可能時間調整機能

初期設定用の専用アプリケーションを使用し,パソコンの画面上でカーソルを左右にスライドさせるだけでキャンセル可能な時間を任意に調整できますから,想定外の妨害波に対応でき,マルチパスやSFN※7対策としても使用できます。

※7 SingleFrequencyNetwork(単一周波数ネットワーク)の略で,中継局において受信チャンネルと出力チャンネルを変更せずに送信すること。

キャンセル可能時間調整機能

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