新製品情報
2012年4月25日
業界初!※ハンディータイプでワンセグ放送の信号品質を測定できる
新型レベルチェッカーを新発売!
アンテナ設置工事の作業効率が向上
マスプロ電工は、業界で初めて、地上デジタル放送やBS・110°CS(スカパー! e2)デジタル放送だけでなく、ワンセグ放送を測定できる、ハンディータイプのデジタルレベルチェッカー(テレビ信号レベル測定器) LCT4を5月7日から発売します。
LCT4は、市場で好評を得たハンディータイプのLCT3(地上デジタル・BS・110°CSデジタル放送測定)に、ワンセグ放送の信号レベル測定機能を加え、様々な操作性を向上した製品です。今後、普及が見込まれるワンセグ放送の測定と、地上デジタル放送の信号品質が確認できるBER・MERも測定できますから、受信エリアの調査や精度の高いアンテナ方向調整が行えます。また、給電機能により、ブースター内蔵UHFアンテナに給電しながら信号レベルを測定できますから、アンテナ設置工事の作業効率が向上します。
※ 2012年4月現在、 ハンディータイプのレベルチェッカーを対象。(マスプロ電工調べ)
製品名 | 型式 | 希望小売価格 (税別) |
---|---|---|
デジタルレベルチェッカー | LCT4 | オープン価格 |
開発の背景と意図
ワンセグ放送を含む「エリア放送システム」は4月から運用が制度化され、民間企業がホワイトスペースを利用したサービスを行えるため、今後の普及が見込まれています。
受信エリアが限定されているエリア放送システムには、エリア内の測定調査などで、コンパクトなレベルチェッカーが必要になります。また、地上デジタル放送と同様に信号レベルが適正な数値に達していても、遅延波や妨害波の影響により受信できないことがあるため、レベルチェッカーには信号品質も測定できる機能が必要です。
今回開発したLCT4は、コンパクトなハンディータイプで、ワンセグ放送の信号レベルだけでなく信号品質をあらわすBER・MERの測定を可能にしました。また、ブースター内蔵UHFアンテナに給電できる機能と、レベル測定時にボタン1つで放送を切換えられる機能を設けましたから、従来品のLCT3と比べさらに使いやすくなりました。
主な特長
業界初!※1ハンディータイプのレベルチェッカーでワンセグ放送のレベル測定が可能
地上デジタル放送やBS・110°CSデジタル放送だけでなく、ワンセグ放送の信号レベルを測定できます。
※1 2012年4月現在、 ハンディータイプのレベルチェッカーを対象。(マスプロ電工調べ)
BER、MERの測定機能※2
地上デジタル放送とワンセグ放送のBER、MERの測定ができますから、精度の高いアンテナ方向調整ができます。
※2 地上デジタル放送、ワンセグ放送で測定可能。
放送切換が簡単
地上デジタル放送、BS・110°CSデジタル放送、ワンセグ放送の放送切換がボタン1つで行えます。
ブースター内蔵UHFアンテナとBS・110°CSアンテナへ給電可能
ブースター内蔵UHFアンテナやBS・110°CSアンテナに最大3Wを給電できますから、アンテナの方向調整時に電源部を別途用意する必要がありません。
BER測定時の指数表示を見やすく拡大
従来品のLCT3よりも指数の文字を大きくして見やすくしました。
地上デジタル受信確認マーク表示機能(特許出願中)
信号レベルとBER、MERの測定値が良好になったときにマーク表示しますから、UHFアンテナの方向調整が
確実に行えます。
小型・軽量で簡単操作のハンディータイプ
小型・軽量のハンディータイプで、マスプロ独自の握りやすいグリップ設計ですから、
現場での測定が片手で確実に行えます。
入力端子の交換が可能
測定用の入力端子が交換できますから、端子部の損傷により、測定不良になったときでも、
すぐに対処できます。
環境に配慮した製品。だからeco。
◆無鉛はんだの採用、カドミウム・水銀などの不使用により、EU(欧州連合)の特定有害物質使用規制(RoHS指令)に適合しています 。
◆消費電力を従来品LCT3と比較して約10%削減しました。
付属品
別売品