新製品情報
2016年11月17日
4K・8K衛星放送(3224MHz)受信の新規格SHマークに準拠!
家庭用UHF・BS・CSブースター2機種を新発売!
アンテナから直列ユニットまで4K・8K対応機器をすべてラインナップ!
マスプロ電工は、4K・8K衛星放送に対応した家庭用UHF・BS・CSブースター2機種を、12月より発売します。
今回発売するブースターは、現在放送されている地上波デジタル放送やBSデジタル放送などに加えて、今後BS・110°CS衛星の左旋円偏波で放送される予定の4K・8K衛星放送(2224〜3224MHz)の帯域も増幅します。
当社は、2018年の4K・8K実用放送開始に備え、受信システムの構築に必要となる家庭用UHF・BS・CSブースターを発売し、4K・8K衛星放送(3224MHz)機器の市場に対応していきます。
製品名 | 型式 | 希望小売価格 (税別) |
UHF・BS・CSブースター 35dB型 | UBCBW35 | ¥37,500 |
UHF・BS・CSブースター 41dB型 | UBCBW41 | ¥48,000 |
開発の背景と意図
今夏、BSデジタル放送の右旋円偏波で4K試験放送が開始され、2018年より始まるBS・110°CS衛星の左旋円偏波による4K・8K実用放送への関心も高まってきています。
そのため、新築やリフォーム物件などでは、4K・8K衛星放送受信システムの導入を検討されている方も多く、4K・8K衛星放送対応の家庭用ブースターが求められていました。今回発売するブースターは、従来の「異常お知らせ機能」などの機能を継承しつつ、現行の2K放送に加えて、4K・8K衛星放送にも対応しています。
このブースターを投入することで、アンテナから直列ユニットまでの4K・8K衛星放送(3224MHz)機器すべての製品が出揃い、ご要望に応えられるようになりました。
その他の特長、機能
4K・8K衛星放送(3224MHz)に対応
本器は、SHマークの規格に準拠していますから、既存のBS・110°CS放送はもちろん、
4K・8K衛星放送の視聴に最適です。
BS・CSチルト機能付き入力レベル調整スイッチ
BS・CS放送は周波数帯域が広いため、受信システムの伝送路で、「伝送損失が大きい高周波帯域」と「伝送損失が小さい低周波帯域」とでレベル差が発生します。
BS・CSチルト機能付き入力レベル調整は、このBS・CS帯域の周波数特性によるレベル差を補正できるため、全帯域に渡り良好なテレビが見られます。
高出力
UHF帯域の定格出力は、9波で105dBμV、BS・CS帯域の定格出力は、48波で103dBμVと高出力ですから、良好な受信システムの構築が可能です。
異常お知らせ機能
増幅部と電源部の間でショートや断線した場合、電源部作動表示灯の色でお知らせしますから、受信不具合時の確認が容易になります。
※ 増幅部と電源部を接続しないで、ACプラグをACコンセントに差込むと、断線と判断して、赤と緑の表示灯が点灯します。
多様なマスト取付方法(増幅部)
従来の垂直のマストへの取付けに加え、マスト取付金具を付換えることによって
サイドベースのアーム部など、水平のマストにも取付けられます。
また、マスト径は22〜48.6mmに対応しています。
環境に配慮した製品。だからeco。
無鉛はんだの採用、カドミウム・水銀などの不使用により、EU(欧州連合)の有害物質使用規制(RoHS指令)に適合しています。