マスプロ電工は、11月8日(水)から、ポートメッセなごやで開催された、異業種交流展示会「メッセナゴヤ 2023」に出展しました。
「メッセナゴヤ 2023」出展概要
昨年の「メッセナゴヤ2022」マスプロ電工ブース
マスプロ電工ブースでは、テレビ受信技術を応用し事業展開しているRFIDとセキュリティー機器のカメラ技術を活用したソリューションや、LPWAを利用した河川やため池の水位を監視するシステム、セキュリティー機器の新製品を展示しました。
出展製品
主な出展内容は、次のとおりです。
RFIDとカメラ技術を応用した共連れ防止システム(参考出品)
RFIDの利点である正確に複数のタグの情報を読取りができることと、カメラの強みである、確実に映像に映る人や物を認証できる点を互いに連携することでより強固なシステムを構築することができます。本展示会では、その一例として「共連れ防止システム」を展示しました。
監視カメラとサーマルカメラを組み合わせた2眼カメラシステム(参考出品)
昨今のカメラの映像ではプライバシーを配慮しながらの見守りが難しく、市場からはプライバシーを配慮できるカメラが求められてきました。そこでサーマルカメラと組合せることでプライバシーの保護が可能になる2眼カメラシステムを開発しました。温度変化を測定して異変を監視する2眼カメラシステムは、体温や、機械の温度上昇を測定して異常を検知すると通知します。カメラ映像は「通常カメラ映像」「ぼかしカメラ映像」「サーマルカメラ映像」「オーバーレイ表示映像」の4画面表示を使い分けることができ、プライバシーの保護が必要な高齢者の見守りから、工場などの機械の監視、ペットの見守りなどあらゆるシーンで活用できます。
ため池監視システム
農業用のため池であっても決壊により水害が起きたり、その他の災害により被害が出る恐れのある、防災重点ため池の水位を監視するシステムです。水位計をLPWA※通信端末に接続することで、ため池の水位を遠隔から確認できます。
Low Power Wide Areaの略で、一度に送信できるデータ量は僅かですが、低消費電力・遠距離通信・低コストを実現した無線ネットワークの技術です。

LPWA通信端末
新型リーダライタ(近日発売)
PCとUSBケーブルで接続するだけで簡単にRFIDが導入できる新型リーダライタRWLU3000、使用するアンテナを選択できるRWLU3001を展示しました。
新型リーダライタは、RFタグでの伝票や現品票などの読取りや書類の貸し借り、RFタグの情報の書き込みなど、手動でタグを読取るシーンに焦点を当てた製品です。RFIDを使用するために必要な機能が最低限備わっており、PCとUSBケーブルで接続するだけですぐに使えます。
さらに、エクセルなどの一般的なアプリケーションへも自動でRFタグの情報を出力できるため、既存のシステムからの切り替えや連携などもスムーズに行えます。

アンテナ一体型
UHF帯RFIDリーダライタ
RWLU3000

外部1端子出力型
UHF帯RFIDリーダライタ
RWLU3001
モニター&ワイヤレスカメラセット(近日発売)
市場で大変好評をいただいているワイヤレスカメラセットの新製品を展示しました。今回発表するワイヤレスカメラセットは、撮影解像度が約300万画素とさらに高画質で撮影できます。また、カメラとモニター間の接続距離を延長できる中継器も展示しました。

ワイヤレスカメラセット
(センサーライトなし)
WC3A7M

ワイヤレスカメラセット
(センサーライト付)
WC3A10ML

ワイヤレスカメラセット用中継器
WC3A-RP