ハンディータイプ デジタルレベルチェッカー LCT5
デジタルレベル チェッカー ハンディータイプ デジタルレベルチェッカー LCT5
デジタルレベル チェッカー ハンディータイプ デジタルレベルチェッカー LCT5
- ハンディ―タイプ
- 地デジ・BS・CS・4K8K
新4K8K衛星放送に対応したレベルチェッカー。レベル・MER・BERの3値同時測定機能や、多チャンネル測定機能、受信確認マーク表示機能など、使いやすいハンディータイプです。
Model |
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LCT5 |
販売終了製品
掲載されている内容・仕様は販売当時の情報です。
スカパー!プレミアムサービスは測定できません。
(773~803MHz)
LCT5の特長
4K8K(3224MHz)の測定が可能(日本初※1)
次世代放送「4K8K衛星放送」にも対応!
4K8K放送が送出されているBSデジタル・110°CSデジタルの左旋円偏波のレベルと簡易C/Nの測定※2が可能です。
- ※12015年12月現在、 ハンディータイプのレベルチェッカーを対象(マスプロ電工調べ)
- ※2C/N測定は、帯域外をノイズポイントとして測定する簡易C/Nになります。

3値同時測定
欲しい値を同時に表示!
液晶画面の大画面化により、受信レベル・MER(C/N)・BERの測定結果を同時に表示でき、一目で必要なデータを確認できますから、作業時間の短縮につながります。
- ※3BSデジタル放送、110°CSデジタル放送の左旋は、2値表示になります。

全波一括測定機能
一気にまとめて測定し、作業効率アップ!!
ALLch.(全チャンネル)⇔SELch.(登録したチャンネル)切換可能
地上デジタル放送、BSデジタル放送(右旋・左旋)、110°CSデジタル放送(右旋・左旋)の全帯域を一括測定できますから、壁面端子での受信判定が簡単に行えます。
また、帯域別またはチャンネルごとにMER(C/N)、BERを加味した受信判定結果を表示できます。

チャンネル登録機能
ALLch.(全チャンネル)⇔SELch.(登録したチャンネル)切換可能
多チャンネル測定
数あるチャンネルを一挙に測定!
従来のハンディータイプのチェッカーで実現できなかった多チャンネル測定モードを実装しました。受信レベル・MER(C/N)・BERを同時に表示し、チャンネルごとに受信判定表示をするリスト表示と、受信レベル、MER(C/N)※4をそれぞれ表示するグラフ表示の2種類あります。
- ※4MER(C/N)のグラフ表示はマスプロ製レベルチェッカーでは初めてです。

データ保存・CSV形式でデータを書き出し
簡単書類作成!
microSDカードにリスト表示、グラフ表示の測定データを保存できるようになり、かつ保存したデータの確認がレベルチェッカーで可能です。また、データをパソコンで編集する際、microSDカードを取出すことなく、レベルチェッカーとパソコンをUSBケーブルで接続することで、データの取込みが可能です。無償で提供するソフトウェアと併せて使用することで、書類作成が容易にできます。
受信確認マーク表示機能
受信確認マークの表示で簡単調整!
地上デジタル放送に加え、BSデジタル放送、110°CSデジタル放送の受信確認マークを表示できますから、この一台で、地上デジタル放送、BSデジタル放送、110°CSデジタル放送のアンテナ調整が容易にできます。

サウンド機能
音でお知らせ!らくらくアンテナ調整!
MER(C/N)が低くなる(アンテナ方向がずれている)と低音、MER(C/N)が高くなると高音でお知らせします。また、MER(C/N)が高いほど音のピッチが短くなりますから、画面を見ずにアンテナ方向調整が容易にできます。

LTE測定が可能
さらに、多様な電波測定が可能に!
LTE(携帯電話サービス700MHz帯)のRSSI(受信信号強度)を測定できます。また、リストやグラフで表示することもできます。

信号解析測定機能
測定値のグラフ化による視認性UP!
スペクトラム測定(地上デジタル)
受信している信号をスペクトラム波形で表示しますから、遅延波(マルチパス波)の影響や、 帯域内偏差の有無などの受信状態を視覚的にとらえられます。
遅延プロファイル測定(地上デジタル)
遅延波(マルチパス波)の有無や遅延波がガードインターバル内かどうかを、 視覚的にとらえられます。

バックライト点灯
液晶表示部のバックライトが、操作中だけでなく、操作後も約1分間点灯しますから、 屋根裏などの暗い場所での作業に最適です。 バックライトの点灯は、ボタン操作により、ON/OFFできます。

電源ラストステート
電源起動時に、最後に測定した状態(放送)から起動します。複数の壁面端子からのデータ測定作業に便利です。
DC電圧測定機能
衛星アンテナやブースターの増幅部へ供給する電源電圧を測定できます。

測定項目一覧
LCT5の規格表
項目 | LCT5 |
---|---|
測定チャンネル | UHF(地上デジタル放送):ch.13~52 BS:ch.1~23(奇数チャンネル) BS左旋:ch.2~24(偶数チャンネル) CS(110°CS):ch.2~26(偶数チャンネル) CS左旋:ch.1~25(奇数チャンネル) LTE(携帯電話サービス):700MHz帯 |
周波数範囲 | UHF(地上デジタル放送):470~710MHz BS:1032.23~1488.69MHz BS-L(BS左旋円偏波):2224.41~2680.87MHz CS(110°CS):1532.75~2070.25MHz CS-L(110°CS左旋円偏波):2708.75~3223.25MHz LTE(携帯電話サービス 上り):718~748MHz LTE(携帯電話サービス 下り):773~803MHz |
入力インピーダンス | 75Ω(F型端子) |
測定レベル表示範囲 | UHF(地上デジタル放送):18~115dBμV BS・110°CS、BS左旋、CS左旋:40~110dBμV LTE(携帯電話サービス):40~110dBμV |
測定レベル確度 | ±2.5dB以内 UHF(地上デジタル放送):35~105dBμVのレベルにおいて※1 BS・110°CS、BS左旋、CS左旋:45~105dBμVのレベルにおいて LTE(携帯電話サービス):40~110dBμVのレベルにおいて (測定信号にマルチパスがある場合、誤差が出ることがあります) |
BER・MER・C/N測定 入力レベル範囲 | 40~115dBμV※1[UHF(地上デジタル放送)※2] 45~100dBμV[BS・110°CS※3] |
BER表示範囲 | 2.2E-2~0.0[UHF(地上デジタル放送)] 7.7E-2~0.0[BS・110°CS] |
MER表示範囲 | 0~32dB[UHF(地上デジタル放送)] |
C/N表示範囲 | 0~30dB[BS・110°CS] |
使用電池 | 単3形電池×4本電池寿命(目安)アルカリ乾電池:約14時間※4 ニッケル水素電池:約18時間※5 |
消費電力 | UHF(地上デジタル放送):約0.8W BS・110°CS:約0.8W BS左旋、CS左旋:約0.8W LTE(携帯電話サービス):約0.7W |
アンテナ電源 | DC15V(最大270mA) |
使用温度範囲 | -10~+40℃ |
カードスロット | microSDカードスロット(microSD・microSDHC対応) |
インターフェース | USB端子(microB端子) |
外観寸法 | 218(H)×91(W)×28(D)mm[入力端子を含む] |
質量(重量) | 約360g(単3形ニッケル水素電池4本使用時)、約240g(本器のみ) |
- ※1UHF(地上デジタル放送)は、すべてのチャンネルの入力レベルを115dBμV以下にしてください。チャンネル間のレベル差が15dB以上ある場合、入力レベルが低いチャンネルのレベル、MER、BERが正確に測定できないことがあります。
- ※2(一社)電波産業会ARIB TR-B14階層パターン1、3において、地上デジタルテレビジョン放送でのモード、ガードインターバル長に準拠しているものが測定できます
- ※3BSではTC8PSK、110°CSではQPSKの変調方式の信号が測定できます。
- ※4パナソニック製アルカリ乾電池 LR6EJ使用時(UHF測定、バックライト不使用、非給電時。+25℃で連続作動)
- ※5パナソニック製ニッケル水素電池 BK-3HCD使用時(UHF測定、バックライト不使用、非給電時。+25℃で連続作動)
LCT5の付属品
- ストラップ×1本
- ソフトケース(本器に装着済)×1個
- USBケーブル(50cm、Aコネクター - microBコネクター)×1本
- microSDカード(4GB、本器に挿入済)×1枚
別売品
中継コネクターFAで入力端子が交換できます。