社長年頭所感・事業領域
社長年頭所感
2025年 新年のご挨拶 2030年に向かって新しいマスプロを ~新規分野確立への挑戦~
マスプロ電工株式会社
2025年1月6日
明けましておめでとうございます。
旧年中は、格別のお引き立てを賜り厚く御礼申しあげます。
昨年は元日の能登半島地震をはじめ多くの地震、水害などの災害、記録的猛暑などの異常気象に悩まされる1年でありました。被害にあわれた皆様に心よりお見舞いを申しあげますとともに1日も早い復興を祈念いたします。

2022年に発生した皆様の記憶に新しい「ルフィ広域強盗事件」や昨年8月より発生した首都圏連続強盗事件を契機に、光・音・声で侵入者を威嚇し強盗の侵入を防ぐ「攻めの防犯」が注目され、当社のワイヤレスカメラセットに対して多くの引き合いをいただきました。昨年はこの他にも、ワンケーブルカメラシステムやネットワークカメラシステムのラインナップを一新しました。本年は、これまで以上にお客様の用途、設置場所に合わせた提案をしてまいります。そして、安心安全な社会の実現に貢献できるよう、セキュリティー機器の開発・製造・販売により一層力を入れてまいります。IoTソリューション機器、とりわけ、電波を使って複数のRFタグを一括で読取れるRFIDについては、現場の状況に合わせてゲートの高さや、幅を調整でき、より多くの場所や用途での設置が可能なゲートアンテナRDG7を中心に積極的に提案してまいります。また、PCとUSBケーブルで接続するだけで簡単にRFIDを導入できるリーダライタは、アプリケーション開発も不要なため、手軽にRFIDを導入できます。物流、流通業はもとより今後業務の省力化、効率化を希望されるお客様にもIoTソリューション機器の提案を積極的に行なってまいります。そして、テレビ受信関連機器においても、市場環境やお客様のニーズに合わせた新製品の開発や既存製品のリニューアルを行ない、積極的に市場投入してまいります。
今年は、日米ともに首脳や政府の体制が大きく変わり経済面においても政策転換が考えられ、日本への影響も大きいものと予想されます。当社は変化の激しい時代を生き抜き、持続的な発展、成長を遂げるために、『2030年に向かって新しいマスプロを~新規分野確立への挑戦~』を今年のスローガンに掲げ、これまで未来へつなげるためにまいてきた新規分野の種を芽生えさせ、育てるため社員一同積極的に挑戦していく年にしたいと考えております。本年も相変わらぬご支援を賜りますよう、よろしくお願い申しあげます。
結びに昨年は元日から暗いニュースが続きました。本年は明るいニュースでスタートし皆様にとって良い1年になりますことをご祈念申しあげます。
マスプロ電工株式会社
代表取締役社長 端山 佳誠
マスプロ電工の主な事業領域
豊で安全・安心な社会を実現するために欠かすことのできない電波。
マスプロ電工は、電波と高周波技術を軸に「テレビ受信・4K8K放送対応機器」
「セキュリティー機器」「IoTソリューション機器」などの事業に取組んでいます。
