
LoRaWANとは?

LoRaWANとは、低消費電力で広域通信が実現できる
LPWA(Low Power Wide Area)の無線通信のひとつで、LoRa変調を採用した無線通信方式です。
LPWAの特長である長距離通信、低消費電力に加え、利用者がLoRaWANゲートウェイを設置することで、
施設内などに独自の無線ネットワークを構築することができます。
LoRaWANは、世界で500社以上が加盟しているLoRa Allianceにおいて策定されたオープンな規格です。
LoRaWAN方式の特長

長距離通信

低消費電力

自営ネットワークの構築
長距離通信
- LoRaWANは、Semtech社によって開発されたLoRa変調(※1)を採用しています。
- LoRa変調を利用することで長距離通信を実現しています。
- 他の無線方式を使用したシステムで、電波が届きにくい環境でも、LoRaWAN方式なら使用できることがあります。
低消費電力
- LoRaWANセンサー端末は、少ない電力で動作、通信することができます。
- 電池で動作するセンサー端末の場合、1年~数年作動します。
- 電池交換にかかる工数を減らすことができます。
自営ネットワークの構築
- 周波数帯域にサブギガ帯と呼ばれる920MHz帯を使用しています。
- LoRaWANセンサー端末とLoRaWANゲートウェイは、特定小電力無線局として利用することができ、無線局免許不要で利用できます。
- 利用者がLoRaWANゲートウェイを設置することで、無線ネットワークを構築することができます。屋内であれば、無線LANルーターを設置するようなイメージで使用できます。
LoRaWAN通信規格 | |
---|---|
規格名称 | LoRaWAN |
推進団体 / 企業 | LoRa Alliance / Semtech |
ネットワーク形態 | 公衆 / 自営対応可 |
周波数帯域 | 920MHz帯 |
通信速度 | ~11Kbps( LoRaWAN ) |
屋外通信距離(目安) | 3~10Km |
屋内通信距離(目安) | ~500m |
利用者による ゲートウェイの設置 |
設置可能 |
LoRaWAN 対応機器
LoRaWAN・・・世界で500社以上が加盟しているLoRa Allianceにおいて策定されたオープンな規格です。
LoRaWANセンサー端末

CO₂温湿度センサー端末 LRCTHA
- 手のひらサイズ、電池込みで130g以下を実現したLoRaWAN対応センサー端末です。
- センサー1台で設置場所のCO₂、温度、湿度を同時に計測できます。
- 外部電源不要の電池で1年以上使用できます。(送信間隔60分以上)
- 機器上部のキーリングまたは内蔵磁石を利用して簡単に設置、使用することができます。

温湿度センサー端末 LRTHA
- 手のひらサイズ、電池込みで130g以下を実現したLoRaWAN対応センサー端末です。
- センサー1台で設置場所の温度、湿度を同時に計測できます。
- 外部電源不要の電池で1年以上使用できます。
- 機器上部のキーリングまたは内蔵磁石を利用して簡単に設置、使用することができます。
- LoRaとLoRaロゴはSemtech Corporation の登録商標です。
- LoRaWANは、LoRa Allianceのライセンスに基づいて使用されているマークです。
マスプロ電工のLoRaWAN通信端末について
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